別府つげ工芸謹製のつげ細工は使えば使うほど良くなじみ、さらに風合いを増します。
是非お手にしていただき、長きに渡ってご愛用いただけましたら幸いです。
薩摩つげと椿油は、髪に健やかな美しさをくれる
つげブラシは、椿油に何度もつけこみ、椿油を充分に染み込ませて仕上げております。
そのため、髪通りもよく、梳かせば梳かすほど、毛先まで適度に椿油が行き届き、髪に艶を与え、皮膚の乾燥を防ぎ、フケや抜け毛を抑えてくれます。また、静電気が起こりづらいため、切れ毛や枝毛にもなりにくくなります。
ブラシのお手入れ
つげブラシを使っていくうちに、髪や頭皮へつげブラシに染み込んでいる椿油が移ってゆき、つげブラシが乾燥してまいります。
定期的に椿油を染み込ませることで、効果的につげブラシをお使いいただけます。
また、本体にも椿油を染み込ませてあげることで、手垢などの汚れが木目の奥に入りづらくなり、汚れが付いた際にも汚れを落としやすくなり、きれいな状態を保ちやすくなります。
お手入れは月1~2回、冬場など乾燥しやすい時期は回数を増やしてただくと効果的にお使いいただけます。
簡単な目安としては、髪を梳かしたときに髪に艶が出づらいと感じた際、汚れが少し気になる際がお手入れのタイミングです。
ブラシのお手入れ方法
❶ 下記の必要なものを準備します。
●つげブラシお手入れ専用のハケ
(つげブラシの奥まで入るハケ)
●椿油
●椿油がついても良い敷物
(紙・タオル等)
●ティッシュ・やわらかい布
❷ 椿油を直接つげブラシ、もしくはお手入れ用のハケに垂らします。
❸ ハケでしっかり奥まで馴染ませます。
つげブラシの歯は交互に生えていますので、歯と歯の隙間を縫うようなかたちで、ハケを動かすと椿油を広げやすいです。
❹ 指に椿油を取り、つげブラシ本体に広げます。
その後、30分程時間をおきます。
❺ 汚れが浮き上がってきますので、ハケでしっかりかき出します。
❻ ある程度汚れが出たら、布やティッシュで拭き取ります。
3時間~6時間ほど置くと椿油がブラシの中に染み込み、光沢が出ます。
ご使用上の注意
水で洗ってしまうと、椿油が抜け効果的にご使用いただけません。
また、光沢もなくなり、カビやシミの原因にもなりますので、水に濡らすのはお控えください。