まっさらなキャンバスのような、新しいものの良さもある。
使い込めば使い込むほど、新しいキャンバスを自分だけの色に染められる。
長く使うことで見えてくる良さもある。
お手入れしながら使い込むことで、艶のある飴色に変化してゆく。
まだ、作り立ての黄色みがかった色も素敵だが、時とともに、少しずつ出てくる深みのある色も味わい深い。
壊れたら捨てるのではなく、修復し、また新しい色を自分色に染めてゆく。
その色の、コントラストもまた魅力的。
自分の歴史を刻みながら。
キズ一つですら、愛おしくなる。
使ってゆくほど、自分になじんだものになってゆく。
ひとつとして、同じ変化をしてゆくものはない。
経年変化を楽しみながら、
自分だけの特別な1本に育てみてはいかがでしょうか。